第一志望の結果と内申について考える

子どものこと

3月1日、子どもの第一志望の都立高校の合否結果が発表されました。
先日、併願校の入試では志望の上位クラスには入れず残念な結果になり、第一志望のランクを下げるかどうか悩んだ末、やはり行きたいと思った高校を変えなかったチャレンジングな入試でした。

親子とも口にはしなかったけど、かなり覚悟してWebの発表を見たんですが、結果は、、、

 合格でした!

もう信じられなくて、子どもと何度も確認しました。

なお、合格手続きに行った時も、受験番号を言って渡された書類には見ず知らずの子の名前が書いてあったので、「えー、間違いだったのー???」と倒れそうになりましたが、高校の方の渡し間違いでした。。(汗)

今回、子どもは合格しましたが、合否の間にはほぼ差はないな、と思いました。

後に子どもに聞いたことですが、今回はできることは自分の中でやり切ったので、もし残念な結果になっても後悔はなかった、だってあれが自分の限界だったから、と。
それを聞いて、我が子ながら潔すぎて尊敬しかなかったです。。

そして今回初めて都立入試を経験して、痛感したのは、保護者があんなに内申点を重視してる意味がわかったし、受験生にとって、とても不公平な過酷なシステムだなと思いました。

まず内申点が3割とは比重が大きすぎます。当日の学力テストの結果をもっと重視すべきでは?
そして中学校によっても、また同じ中学でも先生によって、テストの難易度や評価の仕方も全く違うのに、一律で評価するのは、どう考えてもおかしいのは子どもでもわかると思います。

また副教科は当日テストがないから2倍にするというのも謎ルールですね。
副教科こそ先生によって差が出てしまう教科なのに。

どうしても内申点をつけるというのであれば、その基準となるテストは東京都で共通のものとし、点数による評価も同ルールでしないとおかしいですよね。

そうしないと、あそこの中学は優秀だから内申点を取りづらいから他の学校へ行こう、と本末転倒となってしまう事態が起きるのではないでしょうか?

実際、自分が入試を受ける立場だったら、と考えると、こんな不公平なルールでスタートラインが違うとしたらやり切れないです。
公平な学力テストの結果だったら、まだ自分の中で納得はできると思います。

15歳前後のまだか弱い子どもが必死で受ける高校入試です。
できる限りスタートラインは公平になって欲しいなと切に思いました。

タイトルとURLをコピーしました