先日、テレビ東京の「なぜそこ?」という番組を見て衝撃を受けました。
その時に見た回では、97歳になるおじいちゃんが山奥で1人で暮らし、しかもその辺りに集落でただ1人の茅葺き職人として未だ現役で働いている、ということでした。
97歳というご高齢にも関わらず、体も話し方もしっかりとされていて、驚くことにスマホも使いこなしていて、今はこれがあればどんな場所でも一緒だ、世界と繋がれている、とおっしゃってました。
まだまだ軽トラも乗っていて、最近よくある高齢者の免許返納問題もどこへやら、という感じです。
毎日のように、お子さんやお子さんのお嫁さんが様子を見には来られているようですが、もちろん食事や家事も自分でこなし、また、集落の方達がお茶を飲めるような場所をと、1週間でそのような場所を作ったり、などとてもお元気です。
その回では、他にも、東京ー大阪間の長距離バス運転手から72歳で田舎に移住したご夫婦や、90代だけどとても元気な一人暮らしのおばあちゃんもお出になってました。
日本(もちろん世界も)を見渡すと、お元気でお茶目なご高齢の方は沢山いらっしゃるんですね。
そのようなお元気なおじいちゃん・おばあちゃんを見ると、こちらも元気になりますね。
自分は、と考えると、まだまだ若いんだな、なんでもやろうと思えばできるんだなと思わされます。
そして願わくば、自分も年齢を重ねても、そのように元気なおばあちゃんになり、周りを明るくする存在になりたいと思います。
先日94歳でお亡くなりになった桂由美さんも、生涯現役を貫かれた方でした。
亡くなる少し前のお姿を見てもとてもお元気でお綺麗でとても90歳を過ぎているようには見えませんでした。
80代の頃に「若い人の感覚が理解できなくなるまで引退はしません」と仰っていたそう。
いつまで経っても、若い世代と話すことができるのはとても大事かも知れませんね。