家に眠っていたもので防災対策|食器棚の安心DIY術!

ライフハック

先日、冷蔵庫の地震対策をDIYでやってみたら、思っていた以上にうまくいったので、今回はキッチンの食器棚の地震対策に取り組んでみました

「防災対策って何から始めればいいんだろう…」と悩む方も多いと思いますが、今回は“家にあるもの”を活用して手軽にできる地震対策をテーマに、実際の流れや使ったアイテムをご紹介します◎

背の高い家具=転倒リスク大!

地震のときに心配なのが、背の高い家具の転倒

特にキッチン周りって、冷蔵庫や食器棚など大型の家具が集中している場所なので、万が一地震が起きて大型家具が倒れてきたら大変!

何か対策しておくと安心感がグッと増します。

でも、市販の耐震グッズって意外と高かったり、サイズが合わなかったりして手が出しにくい…。

そんなときこそ、「あるものでなんとかしてみよう!」というのが、今回のDIY地震対策のポイントです!

使った材料

使ったものは家にあったものだけなので、材料費ゼロです!

りんご箱(木箱) 

家にあった古いりんご箱。以前は収納に使っていたけど、今は使わず眠っていたものを再利用。木の素材感もあって、DIYにもぴったり。

プラスチック束(つか) 

建築資材として使われることの多い「束(つか)」。今回はプラスチック製の束を使用しました。軽くて丈夫、しかもネジ止めもしやすく、DIY初心者でも扱いやすいのがポイント!

金属製に比べてやさしい印象で、ナチュラルインテリアにもなじみやすいのが嬉しい。

🔧作り方の流れ

りんご箱をきれいにする

まずは、収納に使っていたりんご箱をお掃除。ボロ布などで汚れを拭き取ってスッキリさせます。見た目もきれいになって、再利用の気持ちも上がります♪

高さ調整用の木材を取り付ける

食器棚と天井の間にぴったり収まるように、高さ調整。プラスチック束の上に適度な高さの木材をネジで固定します。
※今回は手元にちょうどよい木材があったので使いましたが、高さが合っている束を使えばこの工程は不要です◎

プラスチック束をりんご箱に取り付ける

りんご箱の四隅に、プラスチック束を内側からネジで固定します。
内側からの方が作業しやすく、見た目もスッキリしますよ。

食器棚の上に置いて調整する 

完成したものを食器棚の上に置きます。りんご箱は接地面が広いので、ぐらつかずしっかり安定。ここで注意!
突っ張りすぎると天井がへこむことがあるので、適度な力加減でしっかり固定します。

※今回は100均の耐震ジェルなどは使っていませんが、あるとより安心ですね

◎実際にやってみて感じた、良かったところ

今回、自分で手を動かしてやってみて感じたメリットは以下の点です。

家にあったりんご箱を再利用できた!

ずっと前に購入したものの何の活用もしていなかった「りんご箱」がようやく日の目を見て大活躍!

りんご箱も嬉しそうです。私もうれしい!

何より材料費ゼロでできたことが嬉しい!

収納もできるようになって利便性アップ!

ずっと食器棚の上の空間がもったいないなーと思っていたんですが、とても使いやすい空間に生まれ変わりました!

収納できる場所が増えると、ささやかですが生活にゆとりができます。何を収納しようかな〜♪と悩むくらいです 笑。

天井までまあまあ高さがあったので突っ張り棒だけでは不安

今回のDIYで副産物として収納スペースができましたが、逆にこの収納スペース(「りんご箱」)がなく、ただ突っ張り棒だけだと、高さがある分万が一の時に突っ張りきれるのか不安が残っていたと思います。

インテリアに馴染むナチュラルな仕上がり

今回「りんご箱」という本物の木箱を使用したので、ナチュラルなものが好きな我が家にしっくりきます。

インテリアに溶け込む素敵な収納&耐震対策となりました。

地震への備えができて、心理的にも安心感がアップ

ずっと地震対策をしなくちゃと思っていたんですが、今回、大型家具の対策をできたことは、気持ち的にも安心感が増しました。

    △実際にやってみて感じた、ちょっと注意したいところ

    逆にやってみて感じた(強いていえばの)デメリットは下記の点です。

    突っ張りの加減は要注意(天井破損のリスクあり)

    天井に突っ張るときの加減は注意せず思い切りやっちゃうと、天井を破損するリスクがあります。でもこれは市販の突っ張りグッズでも同じだと思いますし、気をつけてれば大丈夫。

    食器棚と天井の間のサイズをしっかり測ってから準備を

    今回は「りんご箱」と「プラスチック束」の2点を使用して耐震対策のDIYを行ったので、2点を使った長さ(プラスチック束の突っ張る長さも含め)と天井までの長さをしっかり測って計算してから作業をし始めました。

    言うまでもなく、ここの長さが全く合ってなかったら使い物にならないので、くれぐれもサイズはしっかり測ってから作業をして下さいね。

      市販のグッズもチェックしてみたら…

      DIYが難しい方や、サイズぴったりのものを探したい方には、市販の耐震アイテムもいろいろあります。

      手軽に取り付けできる突っ張り棒タイプや、ジェルマットなど、最近はデザイン性のあるものも増えていて、そういうものでちょうど良いものがあれば手軽に使って対策するのもアリですね。

      まとめ|“今あるもので備える”って、気持ちがいい

      今回のDIY耐震対策は、見た目よし・コストゼロ・安心感ありの三拍子で、大満足の仕上がりでした!

      何かが起きてから慌てるより、
      「まだ何も起きていない今」だからこそ、少しずつできることを

      りんご箱のように、眠っていたアイテムをもう一度活かして、
      暮らしをちょっとだけアップデートしてみるのもおすすめです◎

      ぜひ皆さんも、できるところから防災対策、始めてみてくださいね!

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