ベランダに広がるゴーヤの緑が癒しに
今年、思いきってベランダでゴーヤを育ててみました。最初は「うまく育つかな?」と半信半疑でしたが、想像以上に元気にツルを伸ばし、気づけば窓の外一面が緑に包まれました。
カーテンのように広がる葉っぱの間から、やわらかな光が差し込む光景は本当に癒し。都会の中でも、こんなに自然を感じられるなんて思ってもみませんでした。
朝カーテンを開けて最初に目に入るのは、ゴーヤの鮮やかな緑。風が通るたびに葉が揺れ、日差しをやわらげてくれるので、部屋の中も涼しく感じます。
エアコンの効きも良くなり、体にも環境にも優しい小さなエコ対策になりました。
グリーンカーテンって聞くと少し手がかかりそうなイメージがありますが、実際に育ててみると意外と簡単。毎日の水やりと、最初の摘芯、そしてたまに肥料をあげるくらいでぐんぐん伸びてくれます。
ゴーヤの育て方とポイント
摘芯でカーテンのような緑に
最初に心がけたのは「摘芯(てきしん)」です。ある程度ツルが伸びた段階で先端を少し切ると、そこから脇芽が伸びて葉が横に広がります。この作業をしておくと、まさに“カーテン”のように密度のある緑ができあがります。難しい作業ではなく、ほんの一手間で見た目もぐっとよくなるのでおすすめです。
思いがけない実の収穫も楽しみ
そして何より嬉しかったのが、思いがけずできたゴーヤの実。
まさか実までなるとは思っていなかったので、最初に小さなゴーヤを見つけたときは感動しました。最初あまり関心を持ってなかった主人も、実を見つけたときは子どものように喜んでました!
日ごとに少しずつ大きくなっていく様子を眺めるのも楽しみのひとつ。スーパーで買うよりも小ぶりですが、採れたての新鮮さは格別です。
軽く塩でもんでサラダにしたり、薄切りにしてチャンプルーに入れたりと、家庭菜園の喜びをしっかり味わえました。

都会のベランダでも育てられる手軽さ
育ててみて感じたのは、「都会のベランダでも十分に楽しめる」ということ。
ゴーヤは日当たりと水さえあれば元気に育ちますし、プランターひとつでも立派なグリーンカーテンが作れます。うちは3mほどの長さのグリーンカーテンにこの不織布プランターを3個使いました。
土は市販の野菜用培養土を使い、支柱とネットをセットすれば準備完了。
あとはツルが伸びるのを待つだけです。
手間がかからないのに、見た目も涼しく、部屋の印象まで変わるので、ベランダに緑を増やしたい方にはとてもおすすめです。
来年はもっと早めにスタートを
今年は始める時期が少し遅く、夏の終わりごろにようやく葉が茂り始めました。
来年はもう少し早めに苗を植えて、初夏には緑のカーテンが完成するように育ててみたいと思います。
5月くらいから始めれば、真夏の強い日差しをやわらげる立派なカーテンになりそうです。
まとめ:小さなベランダでも自然を楽しめる
ベランダで植物を育てるのは、ただ景色がきれいになるだけでなく、心にもゆとりを与えてくれます。
朝水やりをするときに感じる風の心地よさや、日々の成長を見守る小さな喜びは、忙しい日常の中でほっとできる時間。
ゴーヤのグリーンカーテンは、そんな小さな癒しをくれる存在です。
もし「今年はちょっと遅かったな」と思っても、来年に向けての準備期間だと思えば大丈夫。
ベランダの限られたスペースでも、工夫次第で自然を感じられる暮らしは楽しめます。ゴーヤのグリーンカーテン、ぜひ一度挑戦してみてください。