手作りできる！簡単で安心な自家製ベーコンレシピ

ベーコンを手作りするなんてハードルが高そう？いえいえ、塩麹を使えば、燻製なし・簡単・無添加でおいしい「自家製ベーコン」が作れます。しかも、塩麹の力でお肉がしっとり柔らか、旨味もぐんとアップ！

この記事では、初心者でも失敗しない塩麹ベーコンの作り方と、活用レシピ、保存方法までまるっとご紹介します。

塩麹ベーコンとは？市販品との違いと魅力

市販のベーコンは便利ですが、保存料や添加物が気になる方も多いのではないでしょうか？そんな時におすすめなのが塩麹を使った手作りベーコン。

塩麹には、麹菌の酵素が含まれており、これが肉のタンパク質を分解して旨味を引き出し、柔らかく仕上げてくれます。また、発酵による自然な甘みとコクが加わるため、塩だけで漬けるよりも断然おいしくなります。

※漬け込みすぎると味が濃くなるので、最大でも4日までがおすすめです。

漬け終わった豚バラ肉は、表面の塩麹をキッチンペーパーで軽くぬぐい取ります（完全に拭き取らなくてもOK）。焦げ防止のために、麹が厚く残っている部分は特に注意しましょう。

次に、オーブンを120℃に予熱しておきます。

鉄板の上にオーブンシートを敷き、さらにその上に市販のお茶パック3袋分の中身（紅茶・緑茶・ほうじ茶など何でも可）を広げます。その上に網をのせて、ベーコンを網の上に置きます。

この状態で、120℃のオーブンで90分間じっくり焼き上げます。茶葉の香ばしさと、塩麹の発酵香が重なり、まるで軽い燻製のような深い風味に仕上がります。

私はルイボスティや紅茶やときにも緑茶など、その日の気分や余っていて消費したい茶葉を使いますが、キッチンに、茶葉の香りが広がり幸せな気分にもなりますよ♫

※オーブンによって焼きムラが出る場合があるので、途中で上下を入れ替えるのもおすすめです。

じっくり火を通した塩麹ベーコンは、加熱済みのため保存性も高めです。こん

※加熱後はしっかりと粗熱を取り、水分を拭き取ってから保存しましょう。
※冷凍の際は1枚ずつ分けておくと、使う分だけ取り出せて便利です。

Q：市販の塩麹でもいいの？
A：はい、市販の塩麹でもOKです。無添加タイプや、米麹100％のものを選ぶとより自然な風味に仕上がります。

Q：お茶パックの茶葉はどんな種類でもいい？
A：はい、基本的にどんな茶葉でもOKです。紅茶・ほうじ茶・緑茶・ジャスミンティーなど、お好みの香りで楽しめます。コーヒー豆を少量混ぜるのも面白いアレンジです。

Q：オーブンで90分焼くと乾燥しすぎませんか？
A：低温（120℃）でじっくり焼くため、しっとり感が残ります。表面が乾いてきたら、途中で少しオーブンを開けて蒸気を逃すのもおすすめ。乾きすぎが心配な場合は、焼き時間を80分程度に調整してもOKです。

Q：燻製していないのに、ベーコンらしい風味になりますか？
A：茶葉の香ばしさと塩麹の発酵香が合わさることで、軽やかな燻製風の香りに近づきます。本格燻製とは違いますが、家庭でも十分に満足できる味わいです。

「手作りベーコンはむずかしい」というイメージをくつがえす、塩麹を使った簡単ベーコンレシピ。燻製不要で初心者にもおすすめ、しかも保存も効くので作り置きにもピッタリです。

健康志向の方や発酵食品を取り入れたい方にもぴったり。ぜひ一度、塩麹ベーコンを試してみてくださいね！