揚げ物後の油をきれいにする方法-捨てるはずのじゃがいも皮で-

じゃがいもと皮 くらしの工夫

揚げ物をしたあとの油、みなさんどうしていますか?

まだ使えそうだけど、ちょっと濁ってるし、ニオイも気になる…。
かといって、すぐに捨てるのももったいない…。
そんなふうに悩んだこと、ありませんか?

私もよくそんな状態になっていたんですが、あるとき、ふと試してみたことが予想以上に効果があって驚きました。

それが、「じゃがいもの皮を揚げる」こと。
結果、油がサラッと透明感を取り戻したんです!

今回はその方法と、ちょっとしたコツをご紹介します。


きっかけは、なんとなく

この日作ったのは唐揚げとポテトサラダ。じゃがいもの皮がたくさん出ました。
いつもならそのまま捨ててしまうんですが、ふとどこかで「じゃがいもの皮を揚げると油がきれいになる」と読んだことを思い出しました。
そこで、どうせ捨てるものだし、だめもとで皮を揚げてみることに。

すると不思議。
さっきまでちょっと濁っていた油が、なんだかきれいに!

揚げたじゃがいもの皮も美味しそうと思って口にしたら、ちょっと苦かっかった(笑)

揚げ物後の油

やり方はとっても簡単

  1. じゃがいもの皮をよく洗う
     泥や汚れが残っていると逆効果なので、しっかり洗います。
  2. 水気をよくふき取る
     油はね防止のため、ここが大事!
  3. いつもの揚げ油に投入!
     中火〜強火で、カリッとするまで揚げます。焦げないように注意。
  4. 取り出してみると…
     なんと、油がさらっとしてる!色も少しクリアに。ニオイも軽くなった気がする!
  5. 浮いているカスなどが大き場合は一度キッチンペーパー等でこしてもいいかも、です。

じゃがいもの皮を揚げているフライパン
じゃがいも皮を揚げた後の油

なぜきれいになるの?

これにはちゃんと理由があるようで、

  • じゃがいもの皮に含まれる食物繊維やデンプンが、不純物やニオイを吸着する
  • 一種の“天然フィルター”のような役割を果たすとも言われている

今度からじゃがいもの皮が出たら冷凍しておこう!

捨てるはずのもので、こんなに油がきれいになるなら使わない手はないですね。

でもじゃがいもの皮が出るたびに必ず揚げ物する訳でもないし。でもただ捨てるのももったいない!そこでじゃがいもの皮を使わなかったら冷凍してみました。

そして次の揚げ物をしたときに、冷凍しておいたじゃがいもの皮を揚げてみたら・・・。

なんと同じように、冷凍していたじゃがいもの皮でもきれいになりました!
今度からじゃがいもの皮はそのまま捨てることはほぼなくなりそうです(笑)


まとめ:捨てる前に、一度揚げてみて!

  • じゃがいもの皮で、揚げ油がきれいに
  • 食材も油もムダなく使える、エコで節約にもつながる裏ワザ

揚げ物をした日は、じゃがいも料理も一緒にどうぞ。
ちょっとした工夫で、日常がちょっと楽しくなりますよ◎


※注意点

  • 皮はよく洗ってください(特に農薬が気になる方は、無農薬じゃがいも推奨)
  • 黒ずんでいる皮や、緑色の皮は避けましょう(ソラニンという毒素がある場合があります)
  • あまりに汚れた油は、やはり再利用しない方が安心です
タイトルとURLをコピーしました